中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

副教材を読みこもう

小学校で配られる社会の歴史資料集などの副教材。

これを有効活用しよう、という話です。

 

が、いわゆる「学校の時間も使いましょう」という話なので、

意に沿わない方もいると思いますがご了承ください。

 

※社会は、苦手な人ほど

こうした教材を開かない傾向もあると思いますので、

その啓発の意味ももちろん含んでいます。

 

例えば歴史資料集、

中学受験で問われる内容全てが載っているわけではありませんが、

政治家の顔写真が載っていたり、農機具のイラストがあったり、

年表がたくさんあったり、覚えていないこともたくさん載っていますよね。

(超トップ層は除く)

 

もちろん、

家では色々やることにも追われるは、誘惑はあるわで、

そう眺める暇もないと思いますが、

いつ眺めるかというと、小学校の授業中です。

 

歴史の授業の場合

 

1.歴史は苦手で、小学校でやるような基本も危ない

→授業をちゃんと聞いてください。もちろん資料集も時々見ながらです。

 

2.基本はさすがにもう知ってるよ→資料集に集中する

必要に応じ別の時代も延々眺める。

かなり細かい知識を入れることもできます。

 

地理の場合

 

(苦手なので歴史資料集を読みたい人は自己責任で決行も可)

ただ、それは憚られるという場合、地図帳を読みましょう。

これはまず怒られないと思います。

   

何を見るかというと、日本の東西南北の端の確認、海流の確認、

近隣諸国の首都の確認、大きな川の流れ方の確認、

半島や山、湖の確認。(場所、高さ、大きさ、深さなど)

 

地図でなく巻末の資料で、川の長さベスト5の確認、

都道府県の漢字の確認、都道府県の面積上位ベスト5の確認。

 

地図記号、世界の国の位置、首都などなど。

 

こちらもすごい情報量なので見終わるということはないと思います。

 

公民の場合

 

副教材があればそれも読む。

 

なければ教科書で細かい数字の確認

人権の枝分かれ図、三権分立の図、

選挙制度、国会の定足数、衆議院の再可決の仕組み、

衆議院の優越 、国の財政、地方自治など。

 

違う科目の授業中でも、

塾のテキストを読んでいたらまず間違いなく注意されるでしょうが、

こうした学校の資料であればまだ許容される可能性も一応、あります。

(ただ、これは完全に自己責任で)

 

ここまで社会の授業について書きました。

しかし、正直に言えば算数の授業中が一番問題(退屈)かと思います。

あまりおおっぴらに言えることではないので、

完全に自己責任でやってください。

 

まずは計算ドリルをやって怒られないかどうかです。

例えば授業でやっている内容と同じ単元ならどうでしょう。

怒られにくいかもしれません。

 

もしも怒られないようなら宿題封じのためにどんどん進めてください。

家で時間を取られずに済みます。

 

ついでにドリルに書いてある目標時間の半分、

3分の1で全問正解できるかどうか、テストだと思ってやってください。

 

算数は計算能力が非常に重要なので、

こうすれば計算ドリルをそれなりに役立てることができると思います。 

 

それ以上は見つかると確実に怒られると思うので止めておきます。