ある選挙について、ふさわしい投票用紙を選ばせる問題。
あるいは、その逆の問題。
それなりに出題されるので、放置は許されないと言えるでしょう。
重要なポイントは
1.記載欄は候補者名か政党名か
選挙区→候補者名
比例代表→政党名
の違いをちゃんと理解していれば大丈夫。
そうでなければその区別もつきません。
2.どっちも書いてあるんだけど
候補者名を書くこともできます。
まとめると
同 政党名のみ→衆院・比例
同 両方→参院・比例
3.では、候補者名のみだったらどうやって判断するのか
この情報だけでは、衆参いずれかを判断することはできません。
よって、通常は投票用紙の記載から
「何回目の選挙なのか」が分かっていると思います。
(例えば前回衆院選であれば「第48回」)
ここで、参議院は戦後にできたということを思い出してほしいです。
加えて、参院は解散がないため必ず3年ごとに選挙を行っています。
よって、仮に1945年から選挙があったとしても、
2020年現在、まだ75年しかたっていませんので、
参院選は25回程度しか行われていないということがわかります。
一方、衆議院は明治からあったため、
もっとたくさん選挙をしている可能性が高いです。
もちろん「任期は4年ながら解散がある」
(ので、単に4で割るよりもう少し多く選挙をしているはず)
という点も考慮できればさらに良いです。
※参考
(辞めさせたい裁判官の名前の上に×をつける方式
罷免された裁判官はこれまでいない)
・衆院解散→特別国会 ◎