中国が3人まで子供を認める方針に転換するとか。
高齢化、人口減少に危機感を持った中国は、
2015年に一人っ子政策を廃止し、いわゆる「2人っ子政策」に舵を切ったものの、
初年度のみ増えた出生数は毎年減少。
人口世界一をインドに抜かれるのは時間の問題になっていますが、
もしかすると、今この瞬間にも逆転しているのかもしれません。
一人っ子政策の間は、罰金等の大きな不利益を免れるため、
無戸籍者の急増(いわゆる黒核子)
男女比の不均衡(労働力、後継ぎの問題で男子優先で出産)
人身売買(赤ちゃんを売ってしまう)
などの問題があると言われていました。
最近の傾向としては
「第一子が女子なら次も考えるが、男子の場合はそれで終わり」
という傾向も出てきているとか。
理由は「新郎は結婚時に家と車を用意する」という慣習。
親として、二人分は用意できない、と。
以前はむしろ男子優先だったことを思えば、
皮肉な状況だなと思います。