自民党総裁選でも行われるというドント式。
よく聞かれるのは国政選挙の仕組みとして、ですね。
色々なところで解説されているとは思いますが、
中学入試の問題で出ることもあるので
時事問題を意識して、この機会に紹介しておきます。
問題
定数6の選挙区で各党の得票が以下の状況だとします。
A党 B党 C党
2000 1500 800
各党の当選者はそれぞれ何人になるでしょうか。
行う作業は、
各党の得票である2000、1500、800を単純に割っていくだけです。
A党 B党 C党
÷1 2000 1500 800
÷2 1000 750 400
÷3 666 500 266
÷4 500 375 200
あとはその数字のうち大きい順に
定数である6番目まで議席を割り振っていきます。
今回はA党3人、B党2人、C党1人の当選ですね。
どの程度まで割り算すべきかは
定数や得票数の差によって変わってきますが、
念のためということで慎重にやることをお勧めします。
下記の記事ではドント式の説明をしていませんでしたので
一応、載せておきます。
内容は惜敗率についてで、あまり関係ありません。