中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

ドント式

 

自民党総裁選でも行われるというドント式。

 

よく聞かれるのは国政選挙の仕組みとして、ですね。

 

色々なところで解説されているとは思いますが、

中学入試の問題で出ることもあるので

時事問題を意識して、この機会に紹介しておきます。

 

 

問題

 

定数6の選挙区で各党の得票が以下の状況だとします。

 

   A党   B党  C党

   2000  1500  800

 

各党の当選者はそれぞれ何人になるでしょうか。

 

 

行う作業は、

各党の得票である2000、1500、800を単純に割っていくだけです。

 

   A党   B党  C党

 

÷1  2000  1500  800

 

÷2  1000  750   400

 

÷3  666    500        266 

 

÷4  500   375  200

 

あとはその数字のうち大きい順に

定数である6番目まで議席を割り振っていきます。

 

今回はA党3人、B党2人、C党1人の当選ですね。

 

どの程度まで割り算すべきかは

定数や得票数の差によって変わってきますが、

念のためということで慎重にやることをお勧めします。

 

 

下記の記事ではドント式の説明をしていませんでしたので

一応、載せておきます。

 

内容は惜敗率についてで、あまり関係ありません。

 

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