中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

社会(公民)

先日「ニュージーランド安楽死を認める」というニュースを見ました。

 

世界で6番目だそうです。

(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、カナダ、コロンビア 順不同)

 

また、アメリカやオーストラリアでは州によっては認められています。

 

尊厳死安楽死については議論が尽きないテーマですし

詳しくもないので深入りはしませんが、

  

尊厳死「人間が人間としての尊厳を保って死に臨むこと」

安楽死がその手段になりえます。

 

消極的安楽死「痛みを伴う治療などをやめ、自然に命が尽きるのに任せる」

積極的安楽死「痛みを和らげるため、積極的に死の手伝いをする」

 

というあたりがおおまかな内容でしょうか。

 

人権の分類としては、

「新しい人権」の一つとして「自己決定権」というものがあり、

その中に「尊厳死安楽死」も含まれる、

ということがわかっていれば

中学受験生として非常にレベルが高いですね。

 

実際、新しい人権の一つとして自己決定権にも触れると、

ほとんどの人が??という反応をします。

 

入試での出題頻度は低めではありますが、

 

学校校則はどこまで守る必要があるのか

(地毛の色を無視した黒髪強制など、近年話題のブラック校則や

 丸刈り・武道を強制するなど)、

治療内容を自分で決めるためのセカンド・オピニオンの重要性、

車の運転や結婚ができる年齢が制限されているのはなぜか、

 

など、実際は生活の様々な場面で関わっていますので

一応存在くらいは意識してほしいところです・・・