先日「ニュージーランドが安楽死を認める」というニュースを見ました。
世界で6番目だそうです。
(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、カナダ、コロンビア 順不同)
また、アメリカやオーストラリアでは州によっては認められています。
詳しくもないので深入りはしませんが、
尊厳死「人間が人間としての尊厳を保って死に臨むこと」
安楽死がその手段になりえます。
消極的安楽死「痛みを伴う治療などをやめ、自然に命が尽きるのに任せる」
積極的安楽死「痛みを和らげるため、積極的に死の手伝いをする」
というあたりがおおまかな内容でしょうか。
人権の分類としては、
「新しい人権」の一つとして「自己決定権」というものがあり、
ということがわかっていれば
中学受験生として非常にレベルが高いですね。
実際、新しい人権の一つとして自己決定権にも触れると、
ほとんどの人が??という反応をします。
入試での出題頻度は低めではありますが、
学校校則はどこまで守る必要があるのか
(地毛の色を無視した黒髪強制など、近年話題のブラック校則や
丸刈り・武道を強制するなど)、
治療内容を自分で決めるためのセカンド・オピニオンの重要性、
車の運転や結婚ができる年齢が制限されているのはなぜか、
など、実際は生活の様々な場面で関わっていますので
一応存在くらいは意識してほしいところです・・・