中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

社会の変化についての雑感

下の記事でも触れましたが、

 

社会状況は変化しますので、

時に、子供が違和感を持つことがあります。

 

waldstein1804.hatenablog.com

 

以下の記事は、

 

梅雨時の雨の降り方について、

「雨は『しとしと』とは降らない」と子供に指摘されたという話です。

 

mainichi.jp

 

文章読解であれば前後の文脈から

「しとしと」と評価できますが、

 

擬態語や慣用句問題のような短文はある程度危ないですね。

 

 

陰キャ」などの表現は物語文でも既に出てきていますし、

ある程度現状に対応していく必要があるよなぁと思います。

歴史(現代)

ポツダム宣言は連合国の全てが署名して成立した。

 

アメリカ・イギリス・中国の署名。

ソ連は後から加わった。

 

サンフランシスコ講和条約において、

 全ての参加国が講和条約に署名した。

 

ソ連など共産圏の一部が署名せず。

 

ということで、いずれも誤り。

 

細かい知識ですが、全てというのは疑ってかかりたい文言ですね。

確信はないが推認できる、という力も大切です。

地理(世界の人口)

世界の人口は先日(2020年4月)に

77億7777万7777人になったといわれています。

 

国別にしてみると

(国連、世界の人口推計2019)

 

1.中国 14億

2.インド 13億

3.アメリカ 3.3億

 

ここまでは受験生全員の必須事項です。

 

4.インドネシア 2.7億

5.パキスタン  2.2億

6.ブラジル 2.1億

 

このあたりまでが暗記推奨かと思います。

 

5位は長らくブラジルだったと思いますが、

近年パキスタンに抜かれました。

 

以下は、

 

「人口が多い国なんだ」という認識は持っておかないと

解けない問題が出てきます。

 

7.ナイジェリア 2億

8.バングラデシュ 1.6億

9.ロシア 1.4億

10.メキシコ 1.3億

11.日本 1.3億

 

日本は世界の中でかなり人口の多い国でしたが、

(1950年は世界5位だったらしい)

メキシコに抜かれてしまいました。

 

12.エチオピア

13.フィリピン

14.エジプト

 

このあたりまでが1億人以上

 

15.ベトナム 9600万

 

「人口が多い国」という認識が必要なのは

この辺りまで大丈夫かと思います。

 

今後も増減する数値ですので適宜アップデートが必要ですが、

上位総入れ替えとか、そこまでの変動はまずないと思いますので、

だいたいどんな状況なのかをつかんでおきましょう。

社会(旧国名その3)

今回はおまけです。

 

旧国名は地名にもよく使われていますので

知っていれば得することも多いです。

 

飛騨山脈木曽山脈越後山脈

紀伊山地・半島、志摩半島伊豆半島能登半島

信濃川筑後川土佐和紙加賀友禅など。

 

これらは地理を学習していれば自然と入ってくるものですが、

鉄道の路線名でもよく使われていますので、

乗る機会があれば意識してみてもいいですね。

 

総武線(下総と武蔵)、常磐線常陸と磐城)、

上越線(上野と越後)、内房線安房の内側)、

予讃線(伊予と讃岐)など。