中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

地理(国際)

欧州連合EUの前身である

ヨーロッパ共同体=ECは、

 

・ヨーロッパ経済共同体(EEC)

・ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)

・ヨーロッパ原子力共同体(EURATOM ユーラトム)

 

が発展して1967年に発足した。

 

発足当初から加盟していた国を以下のうちから全て選べ。

 

1.イタリア  2.イギリス 3.オランダ 4.スペイン

 

5.ロシア 6.フランス 7.スイス 8.オーストリア

 

9.ルクセンブルク 10.バチカン市国 11.ベルギー 

 

12.アイルランド 13.ドイツ 14.スウェーデン

 

この聞き方だと非常に難問ですね。

 

当初の加盟国は6か国で、

 

ドイツ・フランス・イタリアという主要国に加え、

通称「ベネルクス三国」と呼ばれる

ベルギー・オランダ・ルクセンブルクです。

 

このベネルクス三国は場所も非常に近いので地図を見ておきましょう。

歴史的にも結びつきが強いです。

 

正解は、1・3・6・9・11・13となります。

 

ロシア共産主義国

民主主義の理念を持つEUとは相いれないですし、

 

バチカンスイス独立性が強いのでEUには加盟していません。

 

(スイスは国連も2002にようやく加盟。

 昔は国連にも未加盟、と習ったものです。

 バチカンは国連のオブザーバー参加)

 

イギリスも、島国なので独立志向は強め

加盟はもう少し後になりますし、しかも離脱してしまいました。

 

北欧諸国もあまり積極的とは言えず

ノルウェーEU未加盟スウェーデンはユーロ非導入です。

 

このあたりの国のイメージを持っておくとよいと思います。

 

こうした、ECの初期加盟国6つを答えさせる問題は、

難関校の過去問で出ていたと思います。

(最後の一つを書かせたか、選ばせたかの形式は忘れてしまいました)

 

ちなみに、ECの前身3組織も、

できれば名前は覚えたほうがいいレベルの知識ではあります。

上位校志望なら押さえておきましょう。