中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

再生可能エネルギー

3月1日付の日経新聞朝刊をご覧になった方もいると思いますが、

世界各国の「最安電源」※を調べた分析が載っていました。

 

アメリカ:風力 36ドル

中国:太陽光 33ドル (中国が太陽光パネル設置で世界一、

             というのは中学入試にも出題される)

イギリス:風力 42ドル

 

日本:石炭火力 74ドル

   (太陽光124ドル、風力113ドル)

 

発電所を新設し、1000キロワット時の電気を作る場合、

どの発電方法が一番安いか

 

世界の太陽光発電コストはこの10年で8割安くなり、

陸上風力は4割安くなった。

 

日本は送電網の条件が非常に悪いのが大きなネック。

(電力会社の都合で一方的に使わせてもらえないことがあり、

 その場合の補償もないなど)

 

そんな中、石炭火力をいまだに新設し、

原発もまだまだ使っていこう、という現状では

「化石国」という呼称が定着しているのも仕方がないかなと思いました。

 

洋上風力は日本の期待分野とされていますが、

その取り組みも、同じ島国のイギリスと比べてかなり遅れているようです。

 

(入試的には、日本の発電割合の円グラフを判別することが必要。

石油は原料が高いため予備的で、ほとんどないところがポイント)