算数の分析回なので、
紹介されている問題を解きながら読んだのですが、
(読んでいて「これは間違いだな」と思った箇所も修正されています)
印象として
・女子学院の図形問題はすぐには解けず記事を読んだ
モニター上で見ているのでやや大変ながら、
補助線は引けなくもないが、
分けた三角形が上の長方形の半分になる、
という点に全く気づかなかった。
なるほど、それで二つの長方形が同じ面積ということがわかるんだ。
わからないと絶対に解けないですね。
一般に女子学院はスピード勝負と言われているが、
算数は難度自体もイメージ?よりだいぶ難しいように思う。
さらにあの試験時間内ではかなり厳しい、と密かに警戒しています。
・駒東の問題、(2)まではなんとか。
(3)は解くのが煩雑そうで捨て問認定。
2021絡みの問題はラサールや武蔵の計算問題、
城北埼玉などでも出ていますね。
2016の約数の和についてはだいぶ前に驚いたことがあり、
記事を書く契機になっています。
中学受験生の頃に自分が解くとすれば、
書き出す以外に方法はないですね・・・
関わった範囲では、
約数の和の出し方を知っている子もごくたまにいますが、
上位でも多くの子は知らないので
まだそうポピュラーではないと思いますが・・・
・開成の問題は48桁目はなんとかできたのですが、
それも4×12=48なので、
最初は2の12乗(2の10乗は暗記推奨)である
4096かと思っており、危ないところ。
最初が1なので2の11乗なんですよね。。
残りは、1万を超えると最後の数字が次の桁と被る、
という点が理解できずに放置。
恥ずかしいので先日の開成の戦略記事には書いていませんが、
(でも結局書いちゃった)
概ね60分で解いたところ12問中8問+48桁目だけ解けました。
大問1(1)は見直して正解(暦算はすぐにずれますから警戒しています)、
三角形を分割する問題は確信があったわけではなく怪しく、
大問2の(2)(3)は捨て、
大問3の(5)は時間不足もあり捨て
(もちろん2進法は思いついていません)
各問題の配点は不明ですが、どの問題も同じとして単純計算すると、
全部できていれば 60点くらい、見直しが命、という感じです。
まあ機会があって開成の古い過去問を
集中的に解いた時の平均結果と概ね同程度ですかね。
たまに東大数学科出身の友人と解き比べをすると計算力も、
総合的にもやや劣るくらいですので、
純粋な解く力はそんなものでしょうか。
もう少し改善したいとは思っていますが・・・
1点、上記記事に参加されている方は
おそらく算数御専門の先生ばかりで
開成で数学を教えられていた方だったり、
算数オリンピックに関わられたりもしているみたいですが、
「わからなくて教えてもらいました」
「どうやったかというと計算機で・・・」という
正直な先生には非常に好感を持ちました。
そうか、算数専門でもそういうこともあるのか。
難問の場合、いつもいつも即答できるわけじゃないよね、と。
普通、わざわざ言わないのでわかりませんけどね。
自分が得意な国語でも、
勘違いや検討不足ということも時にあれば、
記述がある程度上手く書けた場合でも
記述の内容が100%にならないということは当然よくあります。
手書きで修正して、試験時間内に100%に近づけるのは至難の業ですね。
実力といえばそれまでですが、
最適な言葉の選び方や文章の構成の仕方などもあるので、
現実的にはこの程度ではないかと思っています。
(「田代式 国語の神技」の田代先生も、
「自分も満点は取れない」との旨述べられていました)
受験生にとって現実的に大切なのは安定して合格点を取ることであり、
問題の取捨選択などの実践面において先生の率直な姿勢は
大いに参考になるのかな、と個人的には思っています。