中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

比例案分票について

 

この話、ご存じの方も多いと思いますが、

一応念のために書いておきますと、

 

国政選挙の比例代表では、政党名を書く際に、

略称でも投票することができます。

自由民主党」ではなくて「自民党」でもOKということですね。

 

ところが今回の衆院選では

立憲民主党と国民民主党の略称の届け出が同じ「民主党」だったため、

民主党」と書いた人はどちらに入れたかったのか判別できない。

 

よって、立憲民主党、国民民主党

その開票区ごとの得票率に応じて分ける、ということです。

 

下でリンクした記事では山形で4万2千票、ということでしたが、

別の記事では全国で400万票が按分されたのではないか、

というものもありました。

 

こんな、正直どうでもいいような理由によって、

有権者の意思が正確に反映されていないわけです。

 

選挙前から、なぜこのようなことになったのかと思っていたのですが、

立憲民主党の方が略称を変更したという経緯だったのですか。

 

按分されると、おそらく知名度の高い方が損をしますから

立憲民主党が損をしているのではないかと考えていたのですが、

ある意味では立憲民主党の自業自得、ということだったのですね・・・

 

正式な政党名では、似た名前はダメだということですが、

現状、略称には規制がないようです。

 

※一部、按分のやり方に関してなどの誤り部分を修正しました。

 

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