日本地理学習の基礎中の基礎であり、
小4くらいで、小学校でもテストされることもある都道府県。
正直、中学生になってもいまだに全然覚えていない、
という人も結構いて、社会の定期試験などで苦労しています。
(今回の範囲は中国・四国・九州地方、となると
まず各県の場所、県名、県庁所在地からスタートです・・・)
そうした悲しい事態を回避できるよう、
受験生でなくても必ず覚えておくための教材を少し紹介してみます。
「小学4年生までに覚えたい 日本の都道府県」文英堂
都道府県の形、場所、
そして何より、漢字で書けるようになることに重点をおいたものです。
他の情報はそんなにありません。
シンプルなので、とりあえずの都道府県テスト対策や、
低学年のうちから取り組むにはこれがいいかもしれません。
「はじめての都道府県ドリル」学研
県の特徴を含んだ5・7・5で覚える都道府県。
カラーできれい、各都道府県の産業・特徴も載っているが、
その内容についても5・7・5を使って覚えやすくしている。
都道府県の特徴は、4年生になり集団塾で習いだしても
なかなか覚えられなかったりするので、
5・7・5を使った工夫はとてもいいと思います。
(徳島なら大鳴門橋も載っていますし、
生産量が多いわりに盲点になりやすいにんじんの絵もついています。
情報量は結構充実しています)
また、クロスワードコーナーには
「みなとみらい」などの、
テキストではあまり扱われない内容もある。
ほぼすべての漢字にフリガナもついていますし、
個人的には一番おすすめ。
本格的に地理を学ぶ前から、5年前半までの塾の復習にも使えます。
「小学 クイズと絵地図で 都道府県基礎丸わかり: 初めて学ぶ都道府県」
受験研究社
「はじめての都道府県ドリル」同様、
各都道府県の地図上に、その都道府県の特徴が載っているのですが、
5・7・5でないので、いきなり覚えるのは大変かと思います。
また、県花・県鳥・県木が載っている点は面白いのですが、
受験ではあまり出ないと思います。
また、それらと同じく、
中学受験にはあまり関係ない雑学(各都道府県の出身有名人など)も
やや多いので情報過多な気がします。
都道府県クイズや、日本の農業・交通などのまとめが併設でついている点や、
県庁所在地を書いて練習する欄があるのは◎ですが。