国語というのは結構守備範囲が広い科目で、
文章の内容によってはIT系だったり、科学系だったり、
精神分析だったりします。
(いわゆる文系だと文化論、言語論などもあり、
建築論とか、どっちだかよくわからない内容もたくさんあります。
確かに、文理の垣根は特に意味がないとは思いますが)
もちろん、国語の問題的には
そうした詳しい内容について特に理解する必要はないのですが、
教える方も意外と勉強になることも多いです。
そんな中、例えば何かの拍子に
「宇宙望遠鏡っていうのがあるんだよ」などと話すこともあり、
先日の生徒にはかなり驚いてもらえました。
まあ自分も楽しいし、一応教養?にもなるとは思うので
自分の力と興味で可能な範囲で適度にやっています。
さて表題ですが、ハッブル宇宙望遠鏡は有名でしたが、
先日新しいものが打ち上げられたというのをニュースで目にし、
その後中学生新聞的なものでより詳細な内容を読んでいました。
ハッブル宇宙望遠鏡は地球軌道上(600㎞というのは全く知りませんでした)
なのに対して、この新しい望遠鏡は地球から150万㎞!
離れたところに設置されるようです。
ラグランジェ
(世界史でやったのか、そういう人がいたのはおぼろげに覚えている)点が
どうとかと書いてありましたが、
要するにこの望遠鏡は恒星などからの赤外線を観測するので、
太陽からの赤外線を極力遮断できるよう、
地球の陰になる場所だということのようです。
打ち上げは年末ですし、
理科の時事問題などでも多分出なかったと思うのですが、
どうだったでしょうか。
先日、どうやら目的地に到達したらしいです。
地球の周回軌道上でいえば400kmが国際宇宙ステーション、
(600㎞がハッブル宇宙望遠鏡、今のところ、多分出ることはないと思われる)
36000㎞が気象衛星というところですね。
※対流圏、成層圏、中間圏、熱圏については
詳しい内容はまたそのうち先の学校でやればいいと思いますが、
(上空に行けば普通温度は下がるので、
そうではない成層圏、熱圏を意識するなど)
・飛行機はどこを飛んでいるか→成層圏
・オーロラはどこで発生しているか→熱圏
あたりは中学入試で出ることもありますね。
先ほど内容の確認のために念のため検索してみたところ
高校で教わった先生のHPがトップに出てきたので、
せっかくなので敬意を表して載せておきます。
(このHPには勤務校が載っていませんが、
出された書籍の著者紹介などには載っているようです)