中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

パップス・ギュルダンの定理

中学受験算数の範囲に回転体という単元があります。

 

ある図形(正方形など。以下Aとする。)が

軸Lを一回転してできる立体図形

(図形が正方形だと円柱、三角形だと円錐になる)

の体積や表面積を求めるものですが、

 

図形から軸まで距離があるときは、

大きな円柱から小さな円柱を引く、

といった形で体積を出す必要があります。 

 

ところが、こうした場合でも

一発で体積を出す方法がある、ということを知りました。

 

その回転する図形Aの、

重心から回転軸までの距離×2×円周率×回転する図形の面積

 

で求められると。

どうも数Ⅲの範囲らしいですね。

 

当方に大した検証能力はないのですが、

とりあえず正方形の場合だけ方程式で確かめてみたら・・・

 

なるほど、成り立ちますね。

 

ただ、小学生に教える意味があるかというとあまりないと思います。

 

・既存の内容で解けるのに、別途新たな公式を覚えてもらうことになる

・そもそも重心の概念を理解できない可能性も高い

・図形が三角形などの場合、小学生が重心を求めるのは不可能に近い

 

図がないので、わかりにくいと思います。すみません。

 

ちょっと面白かったな、という備忘録でした。