今年は受けた子がいたので、
非常に気になり、某所で解答速報を待っていました。
https://www.inter-edu.com/nyushi/azabu/
しかし・・・更新が遅い!
2月1日の某所の速報では一番最後でした。
麻布の入試は終わるのが遅いし、
記述ばかりで問題が難しいから、仕方ないか・・・
以下感想です。
翌2月2日に朝から夜まで予定があったため、
2月1日には、理社はちゃんと解いたものの、
その後の算数はざっと見た程度です。
国語:文章をまだ読めていないので、不明。
また女子が主人公か・・・最近女子多くないですか?
2017、2019、2020と、
SFチックな2018を除けば3年連続だよ。
昔はもっと少なかったような気がするが・・・
男子で女子話が弱い子は非常に多いのでかなり命運を左右しそう・・・涙
算数:一目難しそうという印象。
ただ、大問1、大問2(1)、大問3(1)はすぐ解けた。
大問2の(2)は
やや悩んだ末に左にも斜め補助線を引いてやっと解決。
※この問題だけたまたま解説動画を見たら、
(他は解説など見ていないので的外れなものがあったらすみません。)
さらにスマートな解法が指摘されていた。
上の補助線を引くのは同じだが、三角形の面積比で解けと。
なるほど、計算が早いですね。
数学が得意な人はきれいな解き方を考えるものだ。
算数苦手な子にとっては、
こうしたスマートな解き方は時に毒薬になってしまうのだけれど・・・
(今回の解き方にはそういう要素はありません)
大問3(2)は計算で出すのは面倒そうだなぁ、
と思い2月1日は時間もなく飛ばしたが、
今考えたら単純に樹形図を書けば一瞬で終わりだった。
実際のテストでは臨機応変にそういう発想に思い至って
すぐ解けるかどうかもかなり重要です。
大問4の食塩水はすぐ解けた。
そして大問5
うーん作業用の図まで用意されているし、
これは図示してみないと自分では苦しいな
(PC上で解いている)
残念ながら、頭の中だけでは軌跡が整理できません。
ということでパス。実際だと解けるのかどうか・・・
大問2(2)と大問3(2)でどれだけ時間を浪費したかによりそう。
難問と思われる大問6
(1)速さが3:5なので、
考えやすいよう、
勝手に30cm毎秒と50cm毎秒と設定することにした。
そうすると10秒後にPで一致する。
その時、Aは3周、Bは5周しているので
出会う回数は3+5-1=7
P以外でという指示からー1を忘れなければ。
それで大丈夫かと思います。
(2)は時間が少なくなってきた中、
こういう複数解答問題を焦らずにできるかが勝負だが、
(1)ができたのであればなんとか利用したい。
14回出会った、ということは合わせて15周したということ。
1周と14周・・・という可能性の中、
1以外の公約数がある場合はもっと早くPで出会ってしまう点がポイント。
Aの方が遅いので、1:14、2:13、4:11、7:8となる。
このあたりまでは2月1日もなんとか考えることはできた。
時間はしっかり計ってないし、
実際自分が受けたとすればケアレスミス等も考えられるが・・・
(3)円が二つになりさらに難問化
しかし、合わせて何m動いたかという点については、
(1)同様、3:8の速さを、
また勝手に30cm、80cmということにする。
10秒後じゃないとPできれいに出合わないので
300cm+800cm=11m
まあいいですよね。
困ったらとりあえずあてはめており、
数学的には美しくないのかもしれませんが、
15cmと40cmでも同じ結論になります。
算数で稼がない(稼げない)人はこうした考え方でも十分だと思っています。
比較的楽に解きやすいですし。
そして出会う回数。
これがやっかいですが、
円二つなので(11-1)÷2という式でいいのか?
正直、自分だけでは確信が持てません。
10秒分だけなので、
実践的には最悪確かめてみればいいと思います。
ということで数えると5回でした。
(4)この問題は、(3)で保留してごまかした、
円二つなので(11-1)÷2=5
という式に確信が持てないと解けないと思います。
この式の答え(の商)が6になるということは、
(12-1)÷2ではダメで、
(15ー1)÷2でもダメ。
ということから比の合計は13か14。
その中で1以外の公約数をもたず、Aの方が小さい組み合わせ。
1:12、2:11、3:10、4:9、5:8、6:7
1:13、3:11、5:9
これが正解ということですね。
ただ、なぜ出会う回数は上記の式で絶対に間違いがないのか。
円一つならよくわかるのですが。
結局、
A・Bそれぞれが点Pに戻る時間(というか周期)については
1mの円を基準に考えるが、
(だから上記のあてはめでも100の倍数で考えてよい)
出会うかどうかについては
一周1mの円二つと考えず、一周2mの円1つだと考えろ、
ということなのですね。
8の字になってはいるが、点Pを同時に通る(そこで出会う)
のは終了するときしかないわけですから、その点を考える必要はないと。
よって(11-1)÷2の式はどの場合でも通用し、
それで計算すればよい、と。
大問5以外は全部クリアしたかな。
実際に自分の入試だとすれば
間違いなく確実に解けたのは大問1、2(1)、3(1)、4
これで多分だいたい15分かそこら。
さらにあと8問、
自分ならどのくらい拾えたかはわからない。
入試は水物で、緊張も動揺もしますからね。
長くなったので理社は別記事にします。