現在、衆議院議員の選挙は小選挙区比例代表並立制で行われています。
重複立候補といい、衆議院議員選挙では認められています。
ここまでが先日のサピマンスリーで出ていました。
政党が順位を決めることができます。
ドント式
(そのうち取り上げるかもしれませんが、既知という前提で省きます)
で配分された比例代表の当選者数を、
名簿順位に沿って割り振っていくことになるのですが、
その際、同順位の人もでてきますので、
そこに優先順位をつけるのが惜敗率です。
小選挙区でどれだけぎりぎりで負けたか、を基準とし、
(当選者が10万票の選挙区で9万票だったら惜敗率90%)
名簿で同順位の中では惜敗率が高い順に当選していきます。
ということは、
という点を多少なり補完しているという考え方もできます。
(惜敗率を導入することで、
ぎりぎり落ちた人=民意を反映している人、を復活当選させやすい)
まあこうした点を聞かれることはないでしょうが、
色々考える材料にはなると思います。