中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

11月首都圏模試

中堅レベルまでの層が多く受ける首都圏模試。

今回、算数の平均点は57点でした。

 

首都圏模試の算数と言えば、

・後半の問題でも(1)は簡単なことが多い

・全く見たことがない、という問題はほぼ出ない

 

という印象が強いのですが、

今回は中盤くらいから「これ、首都模試の問題?」

ということが何度もありました。

 

難易度自体もそうですし、出題形式もそうです。

オーソドックスではなく、

見たことがない形式にして、ひねってあります。

 

もちろん、後半の問題に出すのはありでしょうが、

中盤、大問4あたりからこうした問題を混ぜてあります。

 

初見の形式が含まれていることもあり、

(1)の難易度も上昇しています。

 

その結果が、平均点4割未満です。

 

主にこの模試を受けている受験生のメイン層は、

基本~典型的な標準問題を確実にすれば

合格点に達する学校(四谷50くらいまで)を第一志望にしているはずです。

 

一体どういう意図で今回の難易度にしたのか、疑問に感じます。