頌栄女子学院 2021第一回 社会

2021年の頌栄第一回の社会は、合格者平均点が45点。

最高点が64点。

この回は国語も低かった（合格者平均51、最高65）みたいですが、

社会も相当です。

気になったので見てみると、確かに難しい。

日本地理の方も難しめな上、

中学受験生は世界地理までしっかり手が回っていない人も多いので、

ウィーンというヒントでオーストリア、

インドネシアでイスラム教、

アイスランドで水力・地熱発電、

と連想できたかどうか。

高校受験生であれば基本と言える内容だが・・・

また、ビートルズを書かせる問題などもあったほか、

EU発足の条約である、

マーストリヒト条約が出題されていた。

昔はタイムリーだったのでひたすら強調されたものですが、

まだ出題されることがあるんですね。

日本が犯罪人引き渡し条約を結んでいるのはアメリカと韓国。

その理由を刑事裁判での刑罰の観点から書け、という問題もあった。

死刑存置国、ということですが

普通の受験生では、これもなかなか浮かばないように思います。