「メディアリテラシー」という言葉が
何らかの入試に登場したのはいつのことかわかりませんが、
国語の課題文、社会の用語・記述など、
今も変わらず出題されるテーマとなっています。
さて、
「ケンタッキーとツイートしておけば
余計な広告が表示されなくてすむ」
と話題となっているようです。
この話で思い出したのは、
しばらく前の日経新聞1面に、
「朝起きたらまず
『自分の興味のないもの・知らないもの』について検索する。」
という人物を取りあげた記事
(AIに関する特集記事の1回目)があったことです。
その理由は
現代社会では、放っておくと(おススメ広告などによって)
「自分の興味があること」「自分と同じ意見」
ばかりを目にするようになり、視野が狭くなってしまう。
そうした事態を避けるために行っている習慣なのだ、と。
勝手に表示されてしまう広告をコントロールしようとしている点では
どちらも同じだと言えるでしょうか。
※今年の武蔵中入試では
「新聞の長所とは何か」という問題がありましたが、
視野を広げられるという点で、後者と相通じるものがあるようにも思います。