中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

情報社会

メディアリテラシー」という言葉が

何らかの入試に登場したのはいつのことかわかりませんが、

 

国語の課題文、社会の用語・記述など、

今も変わらず出題されるテーマとなっています。

 

 

さて、

 

「ケンタッキーとツイートしておけば

 余計な広告が表示されなくてすむ」

 

と話題となっているようです。

 

この話で思い出したのは、

 

しばらく前の日経新聞1面に、

 

「朝起きたらまず

 『自分の興味のないもの・知らないもの』について検索する。」

 

という人物を取りあげた記事

(AIに関する特集記事の1回目)があったことです。

 

その理由は

 

現代社会では、放っておくと(おススメ広告などによって)

「自分の興味があること」「自分と同じ意見」

ばかりを目にするようになり、視野が狭くなってしまう。

 

そうした事態を避けるために行っている習慣なのだ、と。

 

勝手に表示されてしまう広告をコントロールしようとしている点では

どちらも同じだと言えるでしょうか。

 

 

※今年の武蔵中入試では

「新聞の長所とは何か」という問題がありましたが、

視野を広げられるという点で、後者と相通じるものがあるようにも思います。