中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

歴史年号150問テスト

 

サピックスの6年生が取り組むプリントですが、

先日解答する機会がありました。

 

結果は143点。

(もちろん、対策等はなしのぶっつけです)

 

ケアレスミス1問、

おぼろげにしか覚えていないので間違えたものが6問。

 

危うく生徒(プリントやるの3回目くらいらしい。141点。よく頑張った!)

に負けそうになったけど、

 

思ったよりはできたかな。

 

 

 

年号はどれだけ覚えたらいいのか悩む方もいらっしゃると思いますが、

個人的にはこちらの150個を完璧に覚える必要は全くないと考えており、

だいたいの時期を覚えておけば十分なものも結構多いと思います。

 

個人的な印象ですが、覚えている年号の数について

 

120→細かめの知識も出す難関校でも十分他の受験生をリードできる

100→上記の学校にもある程度対応はできる。

   偏差値60未満の学校なら合格者平均を目指せそう。

80→中学受験生としての目標レベル。

  偏差値50くらいの学校には対応できそう。

  合格者平均も結構届くのではないか。

 

50→ここまではできたら到達して欲しい。

  歴史がかなり苦手、という状態からは脱することができる。

  偏差値40台の学校ならある程度なんとかなる。

 

※偏差値は全て四谷大塚です

 

以下、なぜおぼろげでもいいと考えている年号があるのか。

 

桜田門外の変(1860を1859と誤答)は

 

日米修好通商条約(1858)の直後かつ、本格的な討幕運動の前」

だと印象付けておけば実質十分。

 

あとは生麦事件(1862)さえ覚えていれば、

並べ替え問題もまず間違えません。

 

つまり、ある年号を丸暗記すべきかどうかというのは、

関連知識が充実しているかどうかにも関係があります。

 

・公害対策基本法(1967を1970と誤答)

 

日本の公害問題が深刻化した時期(1970年前後)

という認識をもっておけば基本的に大過はなし。

(一応、覚えているに越したことはないです)

 

ところでこのテスト、

数字(年号)をひたすら埋めていく形式のため

 

時々数字だけ丸暗記(701の次は708、その次は710、など)する人がいますが、

内容と合わせて覚えないと全く意味がないので気を付けましょう。