前置きが長くなりましたが、
ようやく書こうと思っていた内容に入ります。
(冗長ですみません)
まず、初回に解く際はお試しでも構いません。
力試しのつもりで何も考えずに解いてもいいです。
(「テストの時間配分」の記事で以前書いたような、
基本的なテストの受け方はさすがに意識しましょう。)
2回目以降(できる人は初回から)を解く際は、事前に合格最低点及び
各科目の受験者平均点と合格者平均点(参考:声の教育社過去問)を眺めましょう。
だいたいの学校は、受験者平均点と合格者平均点の中間程度の点数を
全科目で取れれば受かるようになっていますのでそれが目安です。
そして、自分が合格最低点を取るにはどの科目で何点取ればいいか、
シミュレートしてみます。
その際、自分が苦手な科目は受験者平均点、
得意な科目は合格者平均点を目指しましょう。
まあ予定通りには行かないでしょうが、
行かない場合は他でより高得点を取る必要があるわけですから、
本人の意識向上には欠かせないと思います。
そして、算数を解く際には必ず注意すべきポイントがあります。
例えば上記のシミュレートの結果、算数は70点取ることが必要だとします。
そうしたら、大まかな配点を把握し、
「何問捨てることができるか」まで意識します。
問題を解く際には必ず、
難易度や得意不得意による見極め、取捨選択を意識してしっかり行って
「70点を取りに行く」姿勢で練習し、
取捨選択が上手くいったかどうかの検証も行いましょう。
×手を出してはいけない難問を見極められず時間を浪費した
×4問は捨てていいのに、最後つい手を出してしまい、
見直しを全くしなかったためミスに気付かなかった
×明らかに時間がかかりそうな問題に先に手を出してしまった
〇逆に、難問だけ残ったとき等、
時間はかかるが書けば確実にできる問題(場合の数など)
を他より優先して解いて目標点に到達した
といった感じです。
今回はあくまで取り組み方についてですので、
基礎問題を落としたなど、内容に関してはその都度復習してください。
(ちなみに見直しにどの程度時間を割くか、については
「テストの時間配分算数」の記事も参照)
算数は1問の配点が高めな上、問題ごとの難易度が比較的大きい科目のため、
過去問を使って、自分なりのスタンスを確立しておきましょう。