中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

6年前期にやるべきこと(2020、算数)

 

今年はコロナウイルスの影響で、

夏休みに例年通りの学習時間が取れない可能性も高いです。

(小学校の夏休み短縮、場合によっては消滅、9月入学など。

そもそも来年の入試がどうなるのか自体もはっきりしませんが・・・)

 

通常ですと、夏休みは最後の総復習機会となりますが、

全くどうなるかわからない。

 

そこで、以前書いた記事ですが

前倒しで前期のうちに進めておくことが大事になると思います。

 

waldstein1804.hatenablog.com

 

※以前は四科のまとめだけを取り上げていましたが、

問題集の選択肢を少し追加しています。 

 

夏休みと違い、

そもそもまだ本気モードになっていない子が

ほとんどという、この時期。

 

その上、学習格差がかなり大きくなっている情勢だからこそ、

せめて算数の穴だけでもなんとか埋めておけるといいですね。

   

1.ベストチェック(みくに出版

 

・長所

 巻頭に単元チェックテストがついており、

 その結果を見て、効率的に苦手な単元から取り組める。

 

・短所

 やや問題パターンが少ない。

 

四谷大塚偏差値で算数が平均45未満で、

とりあえず全範囲の基本問題を早く復習したい、という人はこちらがお勧め。

 

2.四科のまとめ(四谷大塚

 

・長所

各単元の基本問題に加え、ワンランク上の問題も収録されている。

レイアウトが見やすい。

 

・短所

特に無し

 

これが全て解ければ中堅校(四谷偏差値50台前半目安)

の小問集合はだいたい大丈夫でしょう。

 

四谷偏差値55くらいまで十二分に効果を発揮します。

それより上の偏差値でも1回はやったほうがいいと思います。

 

 

3.バックアップテキスト(早稲アカ生のみ)

 

・長所

問題パターンが3冊の中では最多。

難易度は四科のまとめと同等か、一部が少し難しいくらい。

書き込むスペースが大きい。

 

・短所

それでも収録されていない単元もあることはある。

問題数が多すぎて苦手な人には大変。

一般向けには販売されていない。

 

早稲アカオリジナルテキスト。

レイアウトは非常にシンプルです。

早稲アカ生上位クラスは春休みにやるように言われた、とのこと。

 

  

かなり算数が苦手な人などは

「首都圏模試受験生の2人に1人が解ける基本問題」

を使ってもいいかもしれません。

 

(算数の好きな上位生で

「上記テキストはとっくにやって楽勝」という人は、

言われるまでもなく色々手を出していると思います。

東京出版系の問題集中学への算数など、好きなものをやってください。)