中学受験家庭教師の国語メインブログ

23区西部在住の家庭教師が日々思うことを書いていきます。

6年前期にやるべきこと(2020、理社)

先日算数編を書いたので理社についても少し。

 

 

waldstein1804.hatenablog.com

 

夏休みがどうなるかわからないので、

本当は算数同様に理社も補強しておく必要があります。

 

ただこのご時世、こちらが接している限りでも、

子供によってモチベーションに大きな差があるのが現実です。

 

自由時間が多いのでその状態は非常にまずいのですが、

そうは言ってもやれることからやっていくしかないでしょう。 

 

そこで、

「これまで授業を受けてきた意味はあったの?」

というくらいの状態でない限り、

 

(そういう人も現実にいることはいます。

6年秋で都道府県名を全然挙げられない、

大化の改新がいつ頃かわからない、など。

まあ色々です。)

 

理社は直前に追い込むことも可能ですから、

算数の穴を潰す方を優先してください。

 

それを踏まえて、では何をしたらいいのか。

 

基本的には下記の記事とあまり変わらないです。

 

・苦手な単元(地理・歴史・理科計算・理科知識)を潰しておく

 

※このうち、理科の計算は「最悪、後で覚え直せばいい」

 というものではなく、苦手な人は放置すると全然できませんから、

 早めに潰した方がいいです。

 

 1.原理原則や図表・グラフの読み取り方を理解する

 2.1.を利用した計算の処理手順を身につける

 3.時間内に解けるよう処理速度を上げる

 

となりますが、この能力は算数とリンクしているところがあり、

1ができない人は速さや点の移動の問題などで

グラフの読み取りも弱いですし、

計算力が大きく弱い人は2や3が厳しいことがあります。

大変ですが、並行して取り組むといいと思います。

 

 

・昔にやって離れている単元(主に地理、場合により歴史も)

 の記憶喚起をする

 

ということになります。

 

 

waldstein1804.hatenablog.com

 

ただ、ここで問題が一つ。

 

記事中で紹介している

「基礎ドリ 歴史」絶版になってしまったようなのですね。

 

※2021.3追記

どうやらリニューアル準備中だったようです。

昔は黄色のシリーズでしたがデザインが変わっています。

 

 

地理は相変わらず絶版ですが、先日入手しました。

 

社会偏差値が四谷で50を超えている場合は、

上記の記事通り四科のまとめでいいと思いますが、

(コアプラスは一問一答で、

しかも字を書く練習ができないので、個人的には薦めてはいません。)

 

もう少し社会が弱い人だと、

 

・薄めで取り組む気になってくれて

・いきなり問題のみではなく、単元のまとめがついていて

・なおかつ効果があり

・できたら繰り返せるもの

 

が欲しいところ。

 

その点、基礎ドリ、いいと思うのですが、

これでもダメという人も実は結構いるので、

 

その場合は「首都圏模試受験生の2人に1が解ける基本問題」

もいいと思います。

 

正直、基本用語でも多少省略されていたりしますが、

かなり取り組みやすいとは思いますし、

ちゃんと身に着ければ四谷偏差値45くらいまでなら、なんとか形にはなります。

 

 

waldstein1804.hatenablog.com

 

 

※読み直したらわかりにくくなっていたので加筆修正しました。