今年は変則スケジュールのため、
まだ学校は夏休みになっていないが、
夏期講習が始まる、という人も多いと思います。
夏期講習の注意点としては
・自分にとって必要な（優先度の高い）内容を意識する
・無理しすぎない
ことではないでしょうか。
6年夏の目標は弱点の洗い出しと補強ですが、
講習を受けただけでは弱点の補強はなかなかできません。
講習でおおむね内容を復習したのち、
テストで実際点を取れるまで問題演習する時間 、
知識をインプットする時間を取らないといけないのですが、
講習で疲れてしまうとその余裕がありません。
そもそも、夏休みには苦手なところを潰したいのに、
講習のせいで復習の時間がなくなっているようでは本末転倒です。
なんのために行くのかということになります。
（授業難度、復習の余力など、うまく回る人は特に問題ありません）
まして、今年は学校から直行で講習というケースも増えるうえ、
暑いのにマスクの着用も義務ですから体力的にも例年より厳しいです。
そもそもどの単元が苦手か、そのうちどれは絶対に潰したいのか、
レベルとしてはどこまで持っていきたいのか
（基礎の基礎から丁寧になのか、自力で基本問題レベルまでなのか、
標準問題レベルまでなのか）
など、場合によってスケジュールを考えてみるのも一案でしょう。
講習に行くこと自体が目的ではなくて、
弱点補強が第一、弱点がないレアな人は長所を伸ばす、
ということが夏休みの目的になります。
